«苦しい。»

今日は土曜。児相は開いてない。
誰に助けを求めたらいい？
夫は仕事。
俺にもどうにも出来ないと言われてしまった。

約束したのは、夫が帰るまでの間、
子どもを殺すのを何とか避けるという事。
殴っても何をしても、殺すのだけは避けるということ。
一度だけ、頭を思いっきり叩いてしまった。
自分の手も痛かった。
叩かれた息子はもっと痛かっただろう。

違う。私はこんなことしたいわけじゃない。
感情は秒単位で変化する。
殺してやりたいと思った次の瞬間には、
ごめんなさいごめんなさいとひたすら謝って、
その次の瞬間には、凄まじい怒りが湧いて、
思いっきり殴りたくなる。
そしてまた、罪悪感。
ごめんなさいと謝って子どもを抱きしめて、
殺したくなって突き飛ばして、
あと何回繰り返したらおさまるの？


自分を殴りつけて、あちこちにあざが出来てしまった。
行き場のない感情。
ほんの少し残った理性が、子どもに向かうのを止める。
じぶんをなぐって、壁に頭を殴りつけて、
手が腫れてるんだ。痛いよ。


息子は私の真似をするんだ。
私がやったみたいに、壁に頭をぶつけて、殴って。
だから、子どもの前でおかしくなっちゃいけない。
だけど、どうにも出来ない。
そうやって自分を殴らないと、
本当に子どもを殺してしまいそう。

土日はどうしたらいいの？
児相は開いてないんだ。
警察？
子どもを殺しそうだから逮捕してくださいって言うの？
助けてよ。

弱いお前が悪いとか、親になったお前が悪いとか、
だったら産むなとか、親の資格なんてないとか、
お前も同じ目に遭って苦しめとか、
いくらでも罵倒してくれて構わない。
構わないから、助けて。
私を殺してくれてもいい。